東京女子医科大学癌免疫療法チーム
当センターの癌免疫療法

 消化器病センターは昭和40年開設以来、消化器病特に消化器癌の診断・治療専門施設として、多くの症例を経験してまいりました。当センターの癌治療は外科手術のみならず、特異的癌免疫療法やテーラーメード型化学療法などを集結した統合的癌治療を実施しており、特に癌免疫療法では高度先進医療や臨床試験を精力的に推進しております。

 まず、最初にご注意頂きたい点は、癌免疫療法は現時点で未だ正確な治療効果が判明していない研究段階の医療と考えられることです。わずかながらも効果が認められた治療法が高度先進医療として、効果があるかどうかまだ不明なものが臨床試験として行われています。これらすべての癌免疫療法は保険適用になっておりません。したがって、癌免疫療法をお考えになる場合、その利点・不利点について十分ご理解頂くことが重要となります。

 現在、東京女子医科大学消化器病センターでは自己癌特異的癌免疫療法を実施しております。自己癌特異的癌免疫療法を行なうためにはまず外科手術により自己の癌組織を採取することが必要となります。そのため、当大学で癌免疫療法をお受けになるためには、まず消化器病センター外科にて肝切除などの外科手術をお受け頂くことが必要となります。

 もし、すでに手術が終わった後だったり、外科手術ができない場合には、自己癌組織の入手が不可能なため、当大学での癌免疫療法はお受けになれません。そのような患者さまの場合で、癌免疫療法をお考えの方は、消化器センター関連の ビオセラクリニック にて自己の癌組織の代わりに人工的に合成した人工抗原を使う方法や非特異的に活性化したリンパ球を使う方法が保険外診療で実施されております。(詳細は直接 クリニック にお問い合わせ下さい)。

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